白紙からモノを創り出す
厳しさと楽しさ
- H・Sさん
- M・Nさん
- T・Yさん
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H・Sさん商品企画開発(化粧品)
靴メーカーにて商品管理、商品企画を経験したのち転職。化粧品の自社開発、卸販売業務に携わる。「価値のある仕事、子どもに胸の張れる仕事がしたい」という思いからビオスタイルに。
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M・Nさん食品仕入・店舗開発
ロック・フィールドでの勤務、調剤薬局が手掛けたヘルシーカフェ「natura natura」の新店立ち上げ等に関わり、独立してのオーナー経験も。作り手の想いをお客さまにどう伝えるか試行錯誤の毎日。
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T・YさんWeb・ECサイト構築
前職ではWebサイトの管理・運営のほか、富裕層向け通販のバイヤーを経験。京阪グループで素敵な新事業が始まるとの情報をキャッチし、ビオスタイルへの転職を決意した。
- プロジェクトを初めて知ったときの、率直な気持ちを教えていただけますか。
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私は前職で商品企画を経験しているのですが、産休後はコールセンターなどで働いていて、もう一度、商品企画の仕事がしてみたいと思っていたんです。プレスリリースに載っていた “オーガニック”“正しいもの作り”というワードにすごく惹かれたことを覚えています。
- そのワードに惹かれた理由は?
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以前はケミカルな化粧品ばかり作っていたので、商品企画はやりたいけれど、もう一度同じことをしたいのかなという気持ちもあったんです。「子どもに胸を張れる仕事がしたい」という想いがあって、ビオスタイルならそれがかなうかもと思いました。
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僕は前職で管理栄養士さんが監修した惣菜屋で働いていたんです。場所が京橋の京阪百貨店だったのですが、そのつながりでビオスタイルのプロジェクトを紹介されまして、「おもしろそうな話やな」と思いました。
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- どのあたりにおもしろさを感じました?
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それまでは“食べる人の健康を考える”という打ち出しだったわけですが、それって自己満足の表現でしかないわけです。ビオスタイルなら農家など作り手の想いを今度は外に発信できる。これはおもしろいんじゃないかと思いましたね。
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僕は、新規事業の立ち上げという魅力はあったものの、正直、お二人ほどプロジェクトに対する想いがあったわけではないんです。でも入社して気持ちがどんどん変わりました。お客さまに提供するサービス、商材が、自分の知り合いに、「これは、ええもんや」と自信を持っておすすめできるわけです。働き始めて、これはいい仕事だなと思いました。
- みなさん、新しい挑戦にワクワクしていると思いますが、
ビオスタイルで具体的にこんなことをしてみたいと考えていることはありますか? -
Web業界は進化のペースが恐ろしく速くて、作ったそばから時代遅れになってしまいます。なので現段階で最先端、いいものを作って、できるだけ長く使えるサイト作りを意識しています。
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今回のプロジェクトに対する消費者行動を考えれば、どうしても「良いものだとはわかるけど、オーガニックって高いでしょ」ということになります。これに対する挑戦を、僕は一番に考えているんです。実際、生産者さんのご苦労を直接伺うと、オーガニックの商品の値段は決して高くありません。そのことを、どうにかして消費者に伝えたいですね。
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それは化粧品でもまったく同じです。植物エキスだけで商品を作ったり、そうした生産者さんにお金を落とせるような仕組みを持つ会社は、化粧品業界にほとんどありません。それを土作りからやろうとしているのがビオスタイルのプロジェクトです。私はそうした嘘がなく、誠実なもの作りに携わりたい。
- 簡単ではないですよね?
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はい、大変です。当然、原価がめっちゃ高くなりますしね。でも生産者さんの手間は本当にすごいんです。農薬を使わず育てた植物を、機械を使わないで1つずつ手洗いしたり。これによって人間の肌にも環境にも良い化粧品作りができるのですが、とにかく手間がかかります。なぜこの値段なのか、消費者の方々にうまく伝えたいですね。そのうえで、商売として成立させることも大事にしたいです。
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僕は「エシカル」という観点も大事にしたいと思っています。倫理的という日本語訳だとピンときませんが、たとえば獣害対策として狩猟した鹿・猪等は焼却処分となりますが、正しい処理をすれば本当に美味しいお肉になります。また、雑魚と呼ばれて漁場で捨てられる魚たちも同様で非常に美味しいです。これらに対価を支払い施設で使用することで生産者の生活が豊かになり、命を無駄にしなくてすみます。このような情報発信を施設での体験を通じて、お客さまに購買いただく流れを作ることがとても大切だと思っています。
- それは興味深い取り組みですね。
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そうでしょう。野菜でもパプリカなんてお店で実だけ売られてますが、葉や茎もむちゃくちゃ美味いんですよ。今は生産者さんが自分のところで食べられたり、肥料としてすき込んだりしているんですが、本来、無農薬なら枝も葉も実も食べられるんです。
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私も京都の山奥にすごい精油を作っている人がいると聞いて会いに行ったんです。そこで精油作りへの想いを伺って、是非化粧品に配合したい!と思ったのですが、中々うまくいかず…そこから半年の試行錯誤を経て商品化への道筋をつけたのですが、普通の商品開発では味わえない苦労と充実感を味わいました。
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あれは苦労したねぇ(笑)。僕のチームに入ると、基本全て現場に赴き生産者の声を直接聞くことになります。その会話や現場から何かビジネスのヒントを自分で見つけたら自分の意志で企画を立ててくれればいいと思うんです。
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うちの会社は、Web担当も現場に行くんですよ。いま二人が熱い想いを僕の分まで語り尽くしてくれましたが(笑)、実はここからが大事で、これを消費者の方々に伝えなければならないわけです。オーガニックに知見のあるコアな層ではなく、これまで興味のなかった人たちに見てもらえるようなコンテンツを作っていくことが僕の役割ですね。
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ビオスタイルは今、まったく白紙の状態の会社なんです。自分が正しいと思ったこと、自分がやりたいこと、事業として成功させたいことを、自分の力で推進することができるんです。誰も正解がわからないので、苦しいこともありますが、でも、これがビオスタイルで働く最大の魅力だと思います。おもしろい仕事だと思いますよ。
ビオスタイルの作り手
シェフ×パティシエ
- K・Hさん
- M・Yさん
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K・Hさんシェフ
ホテルレストランで8年、東京のフランス料理店(4店)で8年のキャリアを持つ。開業後は担当レストラン全体のマネジメントを担当する。
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M・Yさんシェフパティシエ
東京で自店のパティスリーを経営後、さらなる技術習得のため海外へ。今回のプロジェクトでは総料理長からの誘いを快諾。京都から海外に向けた情報発信に意欲を燃やす。
- 今回の複合施設は1~3階が商業施設、4~9階がホテルと伺っていますが、オープン後、お二人はどの店舗をご担当されることになるのですか?
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僕は4階のホテルラウンジにあるボタニカルレストラン・バーを任されています。
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僕は1階にできる販売スペースのほか、3階のカフェを担当します。
- 今はオープンに向けメニュー作りの毎日でしょうか?
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ええ。テストキッチンで試行錯誤しています。ただ、メニュー作りだけではなく、内装や店舗のデザイン、コンセプトも詰めなければいけませんし、食器をそろえたり、お店の世界観を創るための小さな材料をそろえているところです。
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僕も同じです。Kさんは歳も近いですし、テストキッチンで一緒の時は、よく雑談に付き合ってもらってます(笑)。
- 仕事の依頼を受けたときの率直なお気持ちは?
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今回のテーマは“ボタニカル”です。つまり植物ですが、このテーマを落とし込んだレストランやバーにはイノベーティブな楽しみがありますし、今までにない世界観を創れるということで、やりがいのある仕事だと思っています。
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僕は自分の店も持っていましたし、やりたいことはほとんどやってしまった(笑)。妻と二人で店をやっていたんですが、“もういいかな”と思って、海外に行こうと。
- ご夫婦で一緒に?
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いえ、それぞれ別の国に。妻はフランスに、僕はマレーシアに行きました。ただ、行く直前に総料理長から今回のプロジェクトのお誘いを受け、ちょっと心を残しながら日本を離れたんです。現地のホテルは五つ星でも衛生面に問題があり、2ヵ月ほどで帰国して総料理長に会いに行きました。海外に未練もありましたし、迷いもありましたが、あらためてお話を伺い、おもしろそうな仕事だなとお世話になることを決めました。
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僕もずいぶん迷いました…。ただ、コンサルとして今度のお店の世界観を創り出しているのは10年来の友人なんですが、僕がやらないなら、この話はなかったことにすると言うんです。その友人の創り出す世界観が僕は大好きで、それを形にする役割には大きな魅力がありました。友人がそこまで僕を買ってくれているのもうれしかったし、思い切って挑戦することを決めました。
- 実際に働き始めて、現時点での手応えはいかがですか?
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すでにお店の世界観は共有できているので、それを料理にどう落とし込んでいくかという段階です。また、料理を運ぶ過程でもお客さまに世界観を体感していただきたいですし、お客さまを巻き込んだ、かなりおもしろいお店ができそうな手応えがあります。
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ビオ、オーガニック、エシカルなどのテーマがあり、入社後は生産者さんをまわるようになりました。個人ではなかなか経験できなかったことですが、ここ数年、東京の有名なパティシエたちが生産者まわりをするようになっているんです。今後は当たり前になりそうで、これを体験できているのはいいですね。
- なにか発見がありましたか?
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日本はフランス菓子作りに向いた気候なんだと、あらためて実感しました。日本では四季があって季節ごとに果物が変わっていくわけですが、世界的に見るとこれが当たり前ではありません。僕はベースがフランス菓子ですが、フランスも日本と同様に果物のサイクルがあります。
- 言葉にするのは難しいと思いますが、お店のコンセプトや世界観について、もう少し具体的に伝えていただくことはできますか?
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難しいなぁ(笑)…。たとえば器やグラスに加工前のハーブを巻き付けて、お客さまに香りを感じてもらってから飲み物を飲んでいただいたり、手についた香りをかいでから食事をしていただいたり。それによって味が濃く変化したりするのですが、お客さまにそうした変化を楽しんでいただきたい。これはあくまでひとつの例ですが、味だけではなく、五感をフルに使って楽しめるような、ここに来なければ体感、体験できない店にしたいですね。
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僕も考えは同じで、ここにしかないものを作りたいと思っているんです。簡単なことではないですが、せっかく京都にいるのですから、日本らしさを取り入れたものを作りたいと思っています。和菓子ではないので、和に寄りすぎてもよくないですし、いかにそれを融合させるかですね。この融合が上手くいけば、海外からも多くのお客さまを呼べると思っています。
- 最後に求人に興味をお持ちの方に向けてメッセージをお願いします。
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求めているのは、とにかく真面目な方です。菓子作りというのは同じ作業を長く繰り返しますし、辛抱強く作業ができる精神力がとても大切です。パート・アルバイトを含む未経験の方でも、真面目であれば歓迎します。特にテキパキ動ける主婦の方は大歓迎ですね。
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真面目なのはもちろんですが、お客さまにどうしたら楽しんでいただけるか、真剣に考えられる人に来ていただきたいですね。それから、プライベートも大切にして欲しいと思っています。僕自身も以前は仕事優先の生活でしたが、もうそういう時代でもありませんし、仕事とプライベートをしっかり両立できるようにしたいと考えています。京阪グループですから、労働環境については安心してご応募ください。
推進室初期メンバーによる今の想い
- M・Jさん
- S・Nさん
- T・Eさん
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M・Jさん経営企画・WEB開発
京阪電車(現:京阪ホールディングス)経営戦略担当で経営戦略・IRなどを経験。有機農作物の宅配・卸事業を営むビオマーケットの買収にも関わる。会社設立時にビオスタイルに出向。基幹システムのプロジェクトマネージャー、WEB開発チームメンバー。
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S・Nさん食品仕入・販売
京阪電車(現:京阪ホールディングス)で流通事業、鉄道事業を経験後、ビオスタイルに出向。現在はEAT営業部で新規取引先開拓、売場構築(レイアウト、MD)、店舗開発部で施設の管理業務・物販運用システムの構築などを担当。
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T・EさんEAT営業部・店舗開発
京阪電車(現:京阪ホールディングス)流通事業にて人事・経理・総務、京阪電鉄鉄道営業部で沿線駐車場管理、沿線ハイキング企画を担当。現在はビオスタイルに出向中。BIO-ICHI屋外マルシェの企画運営と物販ゾーンの構築、店舗開発などを担当。
- プロジェクトの初期から関わってきたメンバーに集まっていただきました。
開業に向けて徐々に気持ちも高まっているかと思いますが、
いま現在のプロジェクトに対する想いを伝えていただけますか。 -
拠点となる複合ビルの建設が進む様子を見ていると、いよいよ近づいてきたなという感覚がありますね。最初はほんの数名で始まったプロジェクトに、才能豊かな人材が次々に加わって、今はまだごちゃまぜの状態なんですが、これが最後にすごい爆発力につながるんじゃないかとワクワクしています。
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私は流通事業でスーパーの仕事は経験しているのですが、農家さんや製造メーカーさんと直接お話をする機会はほとんどありませんでした。一般的なスーパーでお客さまに響くのは価格や品ぞろえの幅なんですが、今回の事業では価格を推すことはできませんから、その難しさに悩んでいます。
- お客さまに価格を納得していただけるように、商品の価値を伝える必要がありますね。
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ええ。実際に話を伺うと、農家さんは本当に苦労されていると思います。その手間やこだわりを伝えることも大事ですし、お客さまが商品を買うきっかけ、使うきっかけを提供する必要があります。決して押しつけではなく、自然に購入いただけるような提案ができればと思っているんです。
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私はBIO-ICHIという屋外マルシェの企画運営に関わっているのですが、生産者の発信の場が非常に少ないと感じているんです。みなさん、京阪が新しいビルを建てることを知っていますし、私たちに対する期待は大きいですよ。
- みなさん、プロジェクトの中で多くの方との出会いがあるようですが、この出会いはご自身の経験に大きな糧となりそうですか?
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それは本当にそう思いますね。私はどちらかというと事務方の人間ですし、お客さまに向き合ってサービスを提供されたり、モノ作りを経験されていた方々のお話は、まったく違う世界のことを教えていただいているようで、もう純粋に楽しいですね。
- そうした経験が先々、役に立ってきそうですね。
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そうですね。お互いに持ち合わせていないものを掛け合わせる、その相乗効果に対する期待もあるんです。“BIO”というテーマのもとに集まってきている人たちですから、根っこに持っているものは同じだと思っています。そうした心強さもありますね。
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私もすごい刺激をもらっていますね。いまメンバーにシェフがいるんですが、“シェフって、こういう目線で見るんや”と、さまざまな場面で驚かされることが本当に多いんです。単に食材を提供すればいいわけではなく、「こういう表現方法をしたいから、こういった素材が欲しい」などと言われると、もうビックリです。新しい知識や刺激を受けて、得ることは多いですよ。
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私は正直言うと、オーガニックに全然興味がなくて、異動辞令を受けたときは嫌で仕方がなかったんです。マルシェを中心に多くの方々と知り合いましたが、みなさんすごいこだわりを持っていて、それに、本当にいい人ばかり。この人たちに出会えて良かったなと心の底から感じます。大げさでなく、この出会いは私にとって宝物ですね。
- オーガニックにはまったく興味がなかったんですね(笑)。
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ええ(笑)。だからこそ、私みたいにオーガニックに興味がなかった人、知識がない人に知ってもらうという視点は、ずっと変えずに持ち続けたいと思っているんです。
- 今後、どんな発信をしたいと考えられていますか?
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この世界って、想いの強い方が多くて、商品は確かに素晴らしいのですが、多くの方にとっては窮屈に感じてしまうところがあると思うんです。そこに京阪が入ることで、親しみやすさを感じていただけたらと考えています。
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私もオーガニックの商品を、もっと気軽に楽しんでいただきたいと思っているんですよ。どうも“我慢”とか“信じるもの”とか、ちょっと重たい。もっともっと身近な存在にしたいですね。
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マルシェでは最初から、オーガニックの敷居の高さをどうしたら下げられるか考えてきました。実際、オーガニックを前面に出すのではなく、京阪が食のイベントをやってますという雰囲気で開催しているんです。なによりも、おいしさを感じて欲しいと思っています。
- 最後に、ビオスタイルのお仕事に興味を持った方にメッセージをお願いします。
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みなさんのスキルはさまざまだと思いますが、そこを軽々と超えていくような新しい出会いがあるお仕事だと思います。きっと世界が広がると思いますよ。
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自分の想いが形にできる会社です。生産者さんやメーカーさんの想いを汲み取り、一緒にモノ作りに携わり、お客さまに提案することをリアルに体験できます。興味をお持ちであればぜひ。
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食べることが好き、人と接することが好きな方なら、きっとおもしろいお仕事ですよ。制約なしにチャレンジできますし、提案できます。オーガニックに興味がない方も大歓迎です!(笑)
本音トーク!
女性でも働きやすい環境ですか?
- M・Jさん
- H・Sさん
- T・Eさん
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M・Jさん経営企画・WEB開発
京阪電車(現:京阪ホールディングス)経営戦略担当で経営戦略・IRなどを経験。有機農作物の宅配・卸事業を営むビオマーケットの買収にも関わる。会社設立時にビオスタイルに出向。中学生、保育園児の二児の母。
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H・Sさん商品企画開発(化粧品)
靴メーカーにて商品管理、商品企画を経験したのち転職。化粧品の自社開発、卸販売業務に携わる。「価値のある仕事、子どもに胸の張れる仕事がしたい」という思いからビオスタイルに。保育園児の二児の母。
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T・EさんEAT営業部・店舗開発
京阪電車(現:京阪ホールディングス)流通事業にて人事・経理・総務、京阪電鉄鉄道営業部で沿線駐車場管理、沿線ハイキング企画を担当。現在はビオスタイルに出向中。小学生の二児の母。
- 男性が中心の会社と感じることはありますか?
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特にないです。女性に対してサービスを提供する会社ですし、職場には女性がたくさんいますから。ただ、意思決定の場に女性が少ないということはあるかもしれませんね。
- 以前の職場と比べて、女性は多いですか?
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はい。以前と比べたら、どれほど女性が多いか。今は少しずつ増えていますけど、私の頃は本当に少なくて、同期で女性は私一人だったんですよ。今となっては笑い話ですが、600人の運転士と車掌が所属する列車区に、女性一人でいたこともあります。男子校の中に女子一人という感覚で、これはすごい体験でした(笑)。
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えー、それはビックリ!
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すごいねー。
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だから今はどれほど心地いいか(笑)。
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私の場合は同じ京阪グループでも流通の会社にいたので、女性が多かったんですよ。事務部門の上司はみんな男性でしたが、作業職は女性が中心で、なんか学校の部活のような職場でしたね。活気があって楽しくて、体がしんどくても、みんながいるから行こうかみたいな感じで。休みたくないんですよ(笑)。
- まさに部活のノリですね。
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そうなんですよ。ビオスタイルに異動したばかりの頃は仕事も少なくてとまどいましたが、今は周囲のスタッフも増えましたし、マルシェの出店者様との交流も増えて、仕事がどんどん楽しくなっていますね。部活動を再開した感じです(笑)。
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私の場合は前職が化粧品関連の会社で、スタッフの7、8割が女性でした。今の商品企画は女性3名の部署ですので、まだ少なく感じますね。
- ビオスタイルは女性が活躍できる環境でしょうか?
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女性の感性がとても大切な仕事ですので、間違いなく活躍できる環境だと思います。ともすれば理屈っぽいオーガニックという世界ですが、料理、化粧、身体のことなど、女性が日々の生活の中で感覚的に気づけることが非常に役に立つと思いますね。
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女性はもちろん活躍できる環境ですが、私は性別に関わらずフラットに評価してもらえると感じています。
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私の場合、やっぱり意思決定の場に女性が少ないのは気になるんです。「女性目線は誰がどう入れるの?」と。ただ、もうすぐ拠点の複合ビルができて、そこは女性中心の職場になりますので、いろいろと期待している部分はあります。
- みなさん、小さなお子さまのいる主婦でもありますが、主婦の働く環境としてはいかがですか?たとえば、お子さまが急に熱を出したときなどに休みを取りやすいですか?
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主婦業だったり、子育てだったり、そうした経験のある方のほうが共感するポイントがたくさんあると思いますし、むしろ向いていると思います。
最近は主婦であるスタッフも増えましたし、フレックス制もあるので、ある程度、自分の裁量で働き方の調整ができることがありがたいですね。子どもがいても働きやすい環境だと思います。 -
子持ちの女性への配慮、気遣いがある点はこの会社のいいところですね。子供の病気・怪我理由での遅刻、早退、欠席などで責められることはまったくないので、安心して働けています。
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私も子供のことで遅刻したり、休んだり、いろいろ経験してきているので、同じような人がいると、「帰りや」って言ってあげたくなるんですよ。もちろんルールがあるし、勤務表の規定の中で働かなければいけないのですが、中身のやりくりはできますから。仕事に支障がなければ、制度をしっかり活用して欲しいですし、今は本当に主婦でも働きやすい環境になったと思います。
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共働きも当たり前の時代ですし、女性が働きやすい職場は、男性だって働きやすい職場なんですよ。制度もまだまだ期待したいことはあるけど、長くがんばれる環境が整いつつあるし、主婦を含めて、たくさんの女性がビオスタイルの仲間に加わってくれるとうれしいね。